子どもが描いた絵をネックレスに|手書きイラストから作るオーダーメイドジュエリー
子どもの絵や手書き文字を、ずっと身につけられるジュエリーに
子どもが描いてくれた絵や、初めて書いてくれた文字。
何気ない一枚でも、親にとっては捨てられないほど大切なものになることがあります。
額に入れて飾ったり、大切にしまっておいたり、写真に残したり。
でも、「もっと身近なところに残しておけたらいいのに」と思うこともあります。
私自身、子どもたちが描いてくれた絵には特別な思いがあります。
うちの子どもたちは、いつでもたくさん絵を描くタイプというより、少し気が向いたときに描いてくれるタイプ。だからこそ、私のために何かを描いてくれたときは、それだけでとても嬉しく感じます。
文字を書くようになるまでにも少し時間がかかったので、初めて「まま」と書いてくれたときの文字も、私にとっては大切な成長の記録です。
上手だから残したいのではなく、そのとき、その子が描いたものだから大切。
そんな絵や文字を、しまっておくだけではなく、さりげなく身につけられたら素敵だなと思いました。
そして子どもたちが少し大きくなっても、恥ずかしがらずに「これ、あなたが描いてくれたものなんだよ」と身につけられるようなものにしたい。
そんな思いから生まれたのが、手書き文字やイラストを刻印するダイヤモンドカット刻印ペンダントです。


一枚の絵がジュエリーになるまで
ここからは少し、制作の裏側をご紹介したいと思います。
お送りいただいた絵や手書き文字を、そのまま機械に読み込んで刻印しているわけではありません。
特にクレヨンや色鉛筆などで塗られた絵は、そのままでは金属に刻印することができないため、まずは元の絵を見ながら、刻印するための線を一つひとつ作っていきます。
このときに大切にしているのが、きれいに描き直しすぎないこと。
少し曲がった線や、左右がちょっと違う形、子どもならではの不思議なバランスも、その絵のかわいさの一部です。
私が新しい絵を描くのではなく、できるだけ元の絵の雰囲気を残しながら、ジュエリーにできる形へ整えていきます。
手書き文字も同じです。
文字の形だけではなく、線のちょっとした揺れや書き方にもその人らしさがあります。特に子どもが書き始めた頃の文字は、数年後にはもう同じようには書けません。
だから、整いすぎた文字にするのではなく、そのとき書いてくれた文字を残すことを大切にしています。
そして、シルバーへ
デザインが完成したら、いよいよペンダントへの刻印です。
使用するのは、金属の表面を実際に削って線を作るダイヤモンドカットの工具。
インクや黒い塗料で絵を描くのではなく、工具がシルバーの表面を走り、一本一本の線を直接刻んでいきます。
私はこの仕上がりがとても気に入っています。
遠くから見るとシンプルなシルバーのジュエリー。でも光が当たったり、ふと近くで見たりすると、そこに小さな絵や文字が見える。
「子どもの絵を身につけています!」という感じではなく、普通のジュエリーとして毎日使えるくらいさりげないものにしたかったからです。
家事をしている日も、買い物に出る日も、少しおしゃれをする日も。
何気なくペンダントを見たときに、そこにあの頃の小さな文字や絵がある。
私自身、そんなジュエリーを身につけられたらいいなと思っています。

元の絵は、特別な準備をしなくても大丈夫
そして、このジュエリーのために新しく絵を描いてもらう必要もありません。
冷蔵庫に貼ってある絵でも、昔しまっておいた一枚でも、ノートの片隅に書いてくれた「まま」の文字でも。
特別な撮影は必要ありません。絵や文字の線がはっきりと確認できる写真であれば大丈夫です。
大切なのは、完璧な絵やきれいな文字ではなく、その人が、そのときに残してくれたもの。
それをできるだけそのまま、小さなジュエリーとして残すお手伝いができたら嬉しいです。
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